トランプ氏一家関連の暗号資産プロトコル「ワールド・リバティ・ファイナンシャル（World Liberty Financial）」が、トロン（Tron）創設者のジャスティン・サン氏が保有するWLFIトークン1億700万ドル（約158億円）相当を凍結しました。
この措置はサン氏のアドレスから複数のアウトバウンドトランザクションが実行されたことを受けてのものでこれには900万ドル相当の取引も含まれていました。
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「売買ではない」サン氏の主張
アーカム・インテリジェンス（Arkham Intelligence）のデータによると凍結されたのはサン氏のアドレスに保管されていたロック解除済みのWLFIトークン5億9500万枚です。
これに対しサン氏はX（旧Twitter）への投稿で「ごく少額の一般的な取引所入金テストとアドレス分散を行っただけで売買は一切伴っておらず市場に影響を与える可能性は皆無だ」と主張しました。
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凍結解除を要求
サン氏は自身のトークンが凍結されたことに対しワールド・リバティ・ファイナンシャルのチームに凍結解除を要求しました。
「真に偉大な金融ブランドは投資家の資産を凍結するような一方的な行動ではなく公平性、透明性、信頼に基づいて構築されるべきだ」と述べこのような措置は「投資家の正当な権利を侵害しプロトコルへの信頼を損なうリスクがある」と警告しています。
WLFIは取引開始以来42%下落し過去24時間で20%急落しました。
サン氏はWLFIの主要投資家としてこれまでに約7500万ドルを投じ同プロトコルの成功を支援してきました。
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