ソラナが「アルペングロー」アップグレードを承認大幅な性能向上へ

ソラナ（Solana）コミュニティはネットワークの史上最も重要な技術的変革となる「アルペングロー（Alpenglow）」アップグレードに圧倒的多数で賛成票を投じました。

9月1日のSolana StatusによるXの投稿によると投票に参加したソラナ（SOL）ステーカーの98.27%がこの提案を承認しました。
合計でネットワークのステーカーの52%が投票に参加しています。

このアップグレードはトランザクションのファイナライズにかかる時間とネットワークの効率性を劇的に改善するように設計された新しいコンセンサスプロトコルを導入します。

アルペングローの中心には、ボーター（Votor）とローター（Rotor）という2つの新しいコンポーネントが存在します。

ボーター: トランザクションのファイナリティタイムを12秒以上から約150ミリ秒に短縮しほぼ即時の承認を実現します。
ローター: バリデーター間のデータ転送を最小限に抑え、DeFiやブロックチェーンベースのゲームといった負荷の高いアプリケーションにとって重要な改善をもたらします。