ビットコイン(BTC)の価格変動が抑制されている状況を受け「Choppiness Index(不安定指数)」が1カ月間で54に上昇しました。
これは2024年11月の大統領選挙でビットコインが急騰する直前の水準に匹敵します。

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横ばい相場が続くビットコイン
ビットコインはここ数カ月11万ドルから史上最高値の12万4000ドルの間で横ばいで推移しており現在は11万3000ドル前後で取引されています。
Checkmate氏が考案したこの不安定指数はビットコインの価格が安定しているレンジ相場が続いていることを示しています。
この指数が前回50を超えたのは2024年11月上旬でした。
この時はトランプ大統領の当選をきっかけにビットコイン価格が9万ドルを超えて急騰しました。
また2023年初頭にも同様の動きが見られました。
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CPI発表が起爆剤となる可能性
市場の次の注目は日本時間午後9時半に発表されるアメリカの消費者物価指数(CPI)です。
この指標は現在抑えられているビットコインのボラティリティを急上昇させ価格の方向性を決める起爆剤となる可能性があります。
ボラティリティが低い状態が続いた後には価格の大きな動きが起きやすいという過去のパターンが示す通り投資家たちは今後のCPI発表に大きな関心を寄せています。
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