大手金融機関のBNPパリバとHSBCがプライバシー保護に特化したブロックチェーン「カントン・ネットワーク」に参加しました。
この動きはすでに参加しているゴールドマン・サックスやムーディーズ・レーティングスに続くものでカントン・ネットワークの存在感が高まっています。
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異なるネットワークを接続するカントン
カントン・ネットワークは、データ管理を損なうことなく異なるブロックチェーン間で取引や決済が可能な「グローバル・シンクロナイザー」を特徴としています。
カントン財団によるとこのネットワーク上にはすでに3.6兆ドル（約522兆円）以上のトークン化資産が存在しています。
BNPパリバは今回の参加をデジタル変革戦略の一環と位置づけておりブロックチェーン技術を顧客サービスに活用する意向を示しました。
HSBCは、デジタル資産市場の流動性を高め複数資産にまたがる取引に対応するための手段としてカントン・ネットワークを活用するとしています。
このネットワークはブロードリッジやトレードウェブなど30以上の企業が参加しており伝統的な金融市場の信頼性を保ちながらトークン化された金融インフラを構築することを目指しています。
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