米ドル連動のステーブルコイン「USDC」が日本に上陸してから約半年。
サークル（Circle）社の日本カントリーマネージャーである榊原健太氏がこれまでの手応えと今後の展望を語りました。
JPYCやRLUSDなど日本のステーブルコイン市場が活発化する中USDCの「質へのこだわり」が最大の強みであると強調しています。
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日本市場での手応え：予想以上の需要とユースケース
榊原氏はSBI VCトレードでのUSDC取り扱い開始を「歴史的な一歩」と評価し非常に順調な立ち上がりだと述べています。
特に明確な規制の下でサービスが開始されたことで金融機関や企業からの安心感が生まれ具体的なユースケースに関する相談が急増しているとのことです。
最も需要が高いユースケースは「国際送金」と「企業の財務管理」です。
USDCの24時間365日利用できるスピード感と効率性がグローバルに展開する大企業に高く評価されています。
また日本独自のポイント経済圏との連携やWeb3分野での新しいユースケースについてもパートナーから多くのアイデアが寄せられており榊原氏は「予想以上に多種多様なご相談がある」と驚きを口にしました。
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「質」へのこだわりが最大の差別化ポイント
今後円建てステーブルコインやRLUSDなど複数のプレイヤーが市場に参入してくることについて榊原氏は「市場が健全である証拠」と歓迎する姿勢を見せています。
その上でUSDCの最大の優位性は「質」にあると断言しました。
USDCは以下のような点で他との差別化を図っています。
- 透明性とコンプライアンス：日次・月次の準備資産レポートを公開し世界四大会計事務所による監査を毎月受けています。
- 上場企業としての信頼性：サークル社は米国でステーブルコイン発行体として初めて上場しており高いレベルの情報開示義務を負っています。
榊原氏は今後も「質」を追求する方針に揺るぎはなく日本のパートナーとともに新しいユースケースを切り拓いていきたいと語っています。
今後もWEB3情報まとめブログでは最新情報を発信していきますのでぜひ他の記事もご覧ください！
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